スポンサーサイト

 さがファンブログ事務局 at 
上記の広告は1ヶ月以上更新の無いブログに表示されています。
新しい記事を書くことで広告が消せます。
  

社員を大切にするとはどういうことだろう

2020年09月01日

 山ちゃん at 08:52  | Comments(0) | ちょっと一言
いよいよ9月になりました。


社員を大切にしましょう

と、よく言われることです。

では、社員を大切にするとは、どういうことでしょうか?

楽しく働いてもらうということでしょうか?

夢と希望を与えるということでしょうか?

私はすこし論点が違うような気がします。

社員を大切にするというのは、

社員を成長させ、生きていく力を身に着けさせることではないでしょうか。

人間どこでどうなるかわかりません。

平穏無事な時はいいのです。

しかし、苦境に陥ることが多々あるのが人生です。

その苦境に陥った時に

脱出する力を持っている必要があります。

親は子供を大切にするからこそ、甘やかさずに育てます。

社員も同じです。

リーダーの仕事は一面従業員満足度を高めることにありますが、

それは、

福利厚生制度を高めることではないのです。

どんなに厳しい環境になっても力強く生きていけるように、

人を育てる組織、

そういう社風にすることで、そこに満足度を感じる社員を作ることだと思います。

まずは、社員の成長にこそ経営者は責任を持つべきなのではないでしょうか。

だからこそ厳しく(決してパワハラではなく)愛情をもって対応すべきです。

  


経営環境は発表される以上に厳しいい

2020年08月11日

 山ちゃん at 09:20  | Comments(0) | ちょっと一言 | 経済のこと
新聞の経済面を見ていますと、

コロナ禍による減収減益の企業が多く出ており、しかもその額の大きさに驚かされます。

しかし、

財務局による南北九州の景気判断は7月の経済状況は下げ止まりの感ありとの発表。

とんでもない、中小零細企業は非常に厳しい状況にあります。

現場の生の状況をわかっておられるのでしょうか。

新型コロナ感染状況がまだまだ拡大しています。

経済に与える影響は計り知れません。

非常に心配しています。

資金手当てはできても、今後の返済財源の確保は並大抵のことではありません。

対応が遅れると事態は急速に悪化することが考えられます。

「下げ止まり感」などという景況判断に経営者の方々が

すこし、安心されるのではないかと心配です。

そんなことはないと思いますが・・・・。



  
タグ :経済


常に正しい方向を見て進む  

2020年07月09日

多くの経営者を見てきました。

何とかして法の目をかいくぐろうとする経営者もいました。

しかし、その邪心は結局将来をダメにしてしまいます。

経営の不振を従業員をはじめ取り巻きの周りのせいにする経営もいました。

このような感謝の気持ちのない経営者も結局将来をダメにしています。

これらの方は、いずれも自分さえよければいいという考えの持ち主です。

当然に、自然とビジネスの外に追い出されるます。

経営者は、結局は

利他の心で進むということで繁栄をもたらすのではないでしょうか。

  
企業はそこで働く者、お客様の幸福のためにあります。
そしてより幸せを与えることが出来た人に幸せが来るのが当然です。
それが公平だからです。

頑張っているから幸福をもたらすということではありません。

勘違いしてはいけないのは間違った方向にいくらがんばっても何にもならないということです。
むしろ迷惑になるばかりでなくすべてをだめにしてしまうことさえあるのです。

何事も正しい方向にがんばる必要があります。

その「正しい方向」を見つけるために学びが必要です。

そうなんですが、おおよそ正しい方向とは長く生きていれば、経営に携わる者はわかるのではないでしょうか。
 
  


コロナの影響による企業の実態

2020年06月23日

 山ちゃん at 09:19  | Comments(0) | ちょっと一言 | 経済のこと
コロナ禍の影響はそう甘いものではありません。

概ね30%の企業が金融機関からの資金調達(支援)を得ていると推定されます。

70%の企業が売り上げ減であり、
この影響はじわりじわりと全体に影響を及ぼしてくるでしょう。

大方の地場の中小企業の資金事情ですが、
いわゆる固定経費の3か月分程度の資金を持っているのはいい会社の方です。
別の見方で、当座比率で言えば良い会社で150%くらいです。
つまり、2、3か月で預金は底をつきます。 
 (注)当座比率 =(現預金+売掛金)÷(買掛金+短期の未払金+支払手形)

今回、将来不安も考え6月分程度の固定経費をまかなえるように借り入れをし、
この窮地をクリアーしています。

問題は、これらの借り入れのこれからの返済です。

ご承知のとおり、借入返済の財源は利益(減価償却前利益)しかありません。

借入金÷返済財源=借入金償還期間は10年以内が望ましいのですが、

今回の借り入れによって長期化するでしょう。

コロナ収束後に、利益はコロナ前以上に出ることは考えにくく、
むしろコロナ前に戻るには2年ほどかかるかもしれません。

コロナ対策資金は据え置き期間がありますが、
返済が始まれば、「既存借り入れ返済+コロナ対策借入の返済」と、
返済額は増えます。
その分利益を余計に確保しないと返済はできません。

今は借り入れでつなげたとしても、

利益の持続とともに利益の増加が今後のポイントになるということです。

いかに早く、事業を軌道に乗せ、

コロナ以前以上の利益を出すために、
企業は工夫をしていかなければなりません。

非常に厳しい取り組みが求められます。

シビアーな事業計画が必須です。
  


船井幸雄の言葉からの学び

2020年05月25日

次の3項目は亡き船井総研の創始者船井幸雄氏の
書籍から学んだことを私なりに解釈したものです。

私にとって、生活スタイルの指針になっています。
若き職員さんにも、このことを伝えています。


① 勉強好きであること
いい人生を送りたければ、学ぶ姿勢が大切です。
学べば学ぶほど視野が広がります。
そして独りよがりが無くなり、自然と人は成長していきます。
悩みが少なくなり、明るく生きることが出来ます。

② 素直であること
素直な人は周りの人に好かれます。
好かれると間違いなくいいことが寄ってきます。
いいわけがましいとか取りつくろう人にはだんだん周りの人は避けていきます。
周りの人はその人といると心地悪いからです。

③ プラス思考であること
自分に降りかかる事実は変えられませんし選べません。
しかし事実の受け止め方、考え方は選べます。よい方に考えましょう。
仕事に取り組むとき「どうして私だけがとか、
どうして私がしなければならないのか?」
というスタンスはよい結果を生みません。
「私がしなくては、私にしかできない、私にチャンスがきた」というスタンスはよい結果が出ます。
考え方で結果が異なります。あらゆる時間と仕事を、
つまらない無駄なものにせず、
なにかしらプラスのものを見つけられる人が幸せです。

問いかけてみましょう、
自分は世界中を見渡したとき今そんなに不遇だろうか?


  


企業を守ってほしい

2020年05月16日

 山ちゃん at 08:45  | Comments(0) | ちょっと一言 | 経済のこと
雇用調整助成金が遅々として進まない。

お役所仕事の常であるように大量の書類を提出しなければならないのだ。

批判を浴びそのことから少しは簡素化されているようですが・・・。

助成金で100%補助します(90%から上げられました)というものですから、

満額補助されるようなイメージを持っている事業者も多い様です。

そうではなく、頭打ちがあるのです。

この頭打ちも批判を浴び、増額されるようですが・・・・。

そもそもこの助成金は私たちが支払った保険料でこういう時の為にまかなわれるものです。

私たちが支払ったものなのです。

雇用保険事業には失業保険事業と雇用安定事業・能力開発事業があるようですが、

この雇用安定事業のなかで雇用調整助成金でもって事業者を支援する対策です。

民間保険会社であれば保険支払事由が生ずれば早ければ1週間でお金が入ります。

なのに、なぜ国の保険はこうも複雑で何か月もかかるのでしょうかね。

こういう非常時にいかにお役所がスピードにかけるかが露呈します。

のちに問題を起こしたくない、責任を取りたくない、という例の官僚病なのでしょうか。

民間は常に責任を取って取り組んでいるのですが。

それにしても、国税庁の対応は早くてしかも簡素化されています。

確定申告の延長制度の速さと、簡素さにはこれでいいのかなというくらいにいい意味でおどろきました。

大丈夫なのかなというくらいの柔軟なコロナ対策支援の取り扱いが発表されました。

ありがたいことです。

企業が倒産すれば、元も子もありません。

今、苦境の経営者です。

企業を守ってほしいのです。
  


最近気になるちょっと一言

2020年05月15日

 山ちゃん at 09:20  | Comments(0) | 税のよもやま話 | ちょっと一言
多くの皆様がそうだとは思いますが、
税に携わる身としては、
税の使い道により強い関心を持っています。

コロナ対策については、ほとんどが皆様が支払った税金で賄われます。

さて、安倍首相のこれまでのコロナ対応を見てみますと、
なんとなく掛け声はいいのだけれど行動力が今一つのような気がしてならないのは私だけでしょうか。
不眠不休で取り組んでおられるとは思うのですが・・・・。

「・・全力で取り組んでまいります・・・。スピードを重視して・・・。前例にとらわれることなく・・・・。しっかりと取り組んでまいります・・・。」
と一見力強く見える?言い回しが耳に残ります。

その割には後手後手なのでは?
サポートする方々が今一つなのかな?
優秀な人材ばかりでしょうに。

アベノマスクもまだ「届いたよ」という人を私の周りにはいません。

マスク配布に確か466億円使われたと聞いていますが、税金です。
問題があって検品に8億!!

10万円給付もすったもんだで遅れてしまいました。
国民全員に給付するには数か月かかるという理由はいったい何だったのでしょう?
決まったら1月もせずに配布できているのに。

トップの言葉が部下に響くにはトップの信用と信頼が不可欠だと思います。

安倍首相は?モリカケ問題、桜を見る会問題、での書類破棄と改ざん問題、
挙句には改ざん指示の張本人が国税庁長官になる。そして雲隠れ。
前長官は今どうしておられるのでしょう?

最近では検察人事問題、

どう考えてもトップの言葉に信頼性信用性は薄れているように私には感じます。

コロナ検査体制のこともいまだに目標には程遠いし、
雇用調整助成金は遅々として進まない。

税の世界によくある制度はできたけど、実務ではほとんど使えない。似ていますね。

おえらい官僚様はやたら複雑にして、
「どうだ、庶民にわかるか?」と上から目線で挑んでおられるように見えてしまいます。
社会保険労務士さんからも本気で給付しようとしているのか、との批判。
批判を浴びて、それならと少し簡素化。
最初からその点は考慮できたのでは。

すべてとは言いませんが、
官僚の方々、政治家の方々は世の中小企業の経営者の苦境をわかっておられるのでしょうか?

庶民派若者よ、

是非猛勉強して庶民派官僚になってください。

  
タグ :コロナ官僚


新入社員さんへ。持ち続けて欲しい考え方

2020年04月06日

新入社員さんのみならず若き社員さんに、
よく言われる言葉があります。

私もよく言います。

「正しい考え方」を持ってほしいと。

どんなに知識があっても、
考え方がまずいとその知識は全く無駄だというわけです。

これは京セラ創始者稲盛氏がよく言っていますし、

道元の言葉にも、皆さんよくご承知の

「発心(ほっしん)正しからざれば、万業(行)空し」

があります。

でも、ここでいう「発心」や「考え方」が正しいのかどうかの見極めが難しいのですよね。

非常に難しいです。

何が正しいかを知るため人は知恵が必要のようです。

知恵は学ぶことに積極的姿勢の中で得た幅広い知識と社会的経験や仕事の経験からついてきます。

まだまだ短い人生経験の中で得た、

だだ一つ言える判断基準は

「それが自己中心的でなく周りの幸せに繋がることかどうか」

ということではないかと思っています。

言い換えれば

「自利利他の心」だと思います。



  


アメリカロスアンゼルスからのメール

2020年04月03日

 山ちゃん at 17:10  | Comments(0) | ちょっと一言 | 経済のこと
アメリカのロスアンゼルスで飲食店をしている友人からのメールです。

「当地ロスでは、外出禁止令から2週間過ぎましたが、
スーパー、ガソリンスタンド、銀行、薬局、
あたりは、やってはいますが、人出はまばらです。
レストランはお持ち帰りのみ営業可。
当店ももちろん影響大ですが、アメリカはやる事が徹底して、早い。
今日、店宛のチェック、1万ドルが政府から送ってきました。
これで3ヶ月分の家賃が助かります。
後は,従業員の給与と材料費を賄える売り上げが出れば、
やっていけそうです。
日本では、マスク2枚配って誤魔化そうとしていますが、本当に大丈夫ですか? 」

以上の内容です。
1万ドルの小切手の配布ですよ。約100万円です。
どういう基準なのかわかりませんが、
早いし、額もすごいですね。

日本はまだ今から対策を練っている状態です。
現場は、危機的状態なのにです。

事務所は、企業の資金繰り対策で奔走しています。

  


企業の危機

2020年03月30日

新型コロナウイルスの蔓延が世界に及び、

かつてない困難な状況に遭遇しています。

オリンピックも1年内延期となり、

有田の陶器市も延期、

等々

医療面での不安はもとよりですが、

経済的な影響は計り知れない状況で、

いったいどうなるのだろうかととても心配です。

資金支援は以前にもお話したように、

国民生活金融公庫などで、取り組まれているものの、

大混雑の状況にあると聞いています。

こういう時にどうすればいいのか、

まずは企業の資金繰りが最優先のことでしょうから、

不安の解消に、ぜひしかるべき相談窓口に相談をしましょう。

どうにかなるだろう、とは考えないほうがいいかも。

現場に携わっている私たちから見れば、

既にあらゆる業種に影響を及ぼしています。

かつこれから影響は広がっていきます。

例えば、

工場が動かない → 電気を使わない → 太陽光売電収入の減  等です。

必要な資金の目安は、

固定経費、つまり売り上げがあってもなくても必要な経費、例えば店舗の家賃、人件費などたくさんあるはずです。

この経費の3か月から6か月分は用意しておきましょう。

それにしても

ウイルスによってここまで大きな経済的損失を被ってしまう経済のもろさを感じます。

お金が動かない、回らない、ということがこの事態を産んでいます。



  


世も末と思わせるる大人たち

2020年03月27日

 山ちゃん at 08:58  | Comments(0) | ちょっと一言
少し前に、電車内での咳を巡って罵声を浴びせけんかをする様子の動画がニュースで流れていました。

それを見ていた高校生のコメント「世も末だなと思った」。

子供たちにそう思わせる大人たちの行動、情けないことです。

ここ数年の政治と官僚の世界など見聞きすると、

最近の社会はずるずる衰退しているのではないかと思ってしまいます。

そうでないことを願っています。

  


経営者はうらやましい?

2020年03月25日

 山ちゃん at 08:41  | Comments(0) | ちょっと一言
経営者は自由な時間があって、

平日もゴルフができるし、

給料も多くて、

いいなあ。

我々はこき使われるばっかりだ。

と、そう思う方もあるかもしれません。

「そんなにうらやましいなら、じゃあ、変わりましょうか?」

と言われたらどうでしょう。

多くの方は「いやいや、今のままでいいです」

企業の経営者はそうそう甘いものではないのだろうな。

と、思うからでしょう。

確かにそうです。

コロナウイルスのように、オリンピックの延期のように、突然に不測の事態が起こり、

これに何としても対応していかなければならないのが経営者です。

現実は、時々厳しい試練を経営者に与えます。

こんな時こそ、

「社長、頑張りましょう!! 私たちがついています」

そういってくれる仲間=従業員さんがいれば

どんなに心強いことか。

その前に、

そう言ってもらえるように、

経営者は平日のゴルフに行っても、

しっかりと経営者としての仕事をしておかないといけないですね。

経営者は孤独で大変だとは言っても、結局それを選択したのは、自分自身ですからですね。


さて、私たちの仕事は、このつらい思いをどれほど親身になって受け止められるか、

そこに役立ちの場面があると思います。